今年の秋は、
コトハハ
と思っておりました。
東京藝術大学(藝大)といえば。
葉加瀬太郎さんや坂本龍一さん、岡本太郎さんなど多くの芸術家を排出している、日本最高峰の芸術大学!
残念ながら、私の人生とはまったく無縁の場所(苦笑)。
……なんですが。
私のような縁もゆかりもない、一般人でも学園祭には気軽に参加できるというではないですかっ。
しかも、面白いらしい!?
そんな噂聞いちゃったら、行かないわけにはいきません(笑)。
ということで。
普段はなかなか立ち入ることが出来ない藝大に、子どもたちと一緒に行ってまいりました!
クオリティの高さに驚きっぱなしの初”藝祭”レポをお届けいたします!
訪問日:2018年9月8日(土)
目次
【藝祭2018】詳細
開催場所:東京藝術大学・上野キャンパス
開催日時:2018年9月7日(金)~9日(日)
2018年のテーマ「ほてり」
▸藝祭2018・公式サイト
【藝祭2018】 アートマーケット
2018年9月8日(土)、藝祭・中日。
私達がまず向かったのは、上野公園。
上野動物園手前、右手にスタバが見えてきたら右折します。
(お写真では見切れていますが、右手にスタバがあります(苦笑)!)
右折した先に見えてくるのが、噴水広場。
こちらでは、藝大生によるアートマーケットが開催されています。
着いたのは、お昼少し前。
すでにたくさんの人で賑わっていました。
藝大生のセンスがキラリと光る作品を拝見しつつ、ゆっくり藝大を目指します。
絵画やイラスト。
ピアスなどの可愛いアクセサリ-。
Tシャツやガラス製品、陶器など。
どれもここでしか買えない、藝大生のオリジナル作品ばかり。
美大生ならではだなーと思ったのが、似顔絵。
1枚1,000円~2,000円ほどで販売している方が多かったでしょうか。
若いお姉さんや可愛い赤ちゃんなど、実際に描いてもらっていましたよ。
噴水広場を過ぎた先にもずらりとお店が並びます。
見ているだけでも楽しいアートマーケット。
お散歩がてらにふらりと見て回るもよし。
新鋭アーティストたちの作品を買い求めるもよし。
……ですが。
人出も結構多いです。
お子さまとはぐれないようご注意くださいー。
【藝祭2018】東京藝術大学・美術学部
アートマーケットを抜け、そのまままっすぐ行くと藝大が見えてきます。
上野駅を背にして、右側が音楽学部、左側が美術学部。
まずは「美術学部」から見て回りたいと思います。
神輿
藝祭の目玉のひとつである“神輿”。
美術学部の敷地内に1基展示されていました。
すごい迫力。
「さすが藝大生!」としか言いようのないクオリティの高さです。
藝祭初日には神輿パレードが行われたそう。
この巨大な神輿が動くところ見てみたかったなぁー。
残念っ!
敷地内には物販ブースがずらりと立ち並びます。
真っ直ぐ行った奥。
ひときわ目立っていたのは、今年のメインビジュアルが描かれた大きな看板。
メインビジュアルを使用した公式グッズや藝祭のパンフレットなどは、物販コーナーで販売されていましたよ。
藝祭中日。
グッズはほぼSOLD OUTのようでしたけど。
作品展示
たくさんある各棟で、藝大生の作品を見ることが出来ます。
はじめてでなにがなんだかわからないので、とりあえず最初に行き着いた棟に入って手当り次第に観て行く作戦で(笑)。
……生徒さんの作品をご紹介するのは控えますが。
空間をうまく使った作品などもあり、絵に興味のない小学生男子も飽きることなく観て回れましたよ。
ご紹介できないのが残念なくらい、素敵な作品ばかりでした!
ですが。
芸術に疎い凡人の私には、正直よくわからないものも一部あったのも事実(苦笑)。
……芸術を語れる大人になりたかったです(泣)。
映像上演
映像作品の上演などもありました。
途中入場も可!
私達はタイミングが悪く、入ってすぐに上映が終了してしまいましたけど(笑)。
椅子のあるお部屋だったので、タイミングが合えば座ってゆっくり楽しめそうです。
藝大の校内はとっても広い。
末っ子長男
……同意(笑)。
藝大をなめてはいけません。
学科によって棟がわかれていますし、階段も多いです。
大人でも、結構疲れます……。
(エレベーターがある棟もありましたが、エレベーター待ちの列がすごかったですっ)
残念ながら。
子どもと一緒の場合は、1日ですべてを見て回るのは無理かもしれません。
計画性もなく手当たり次第に見て回った結果、かなり体力を消耗してしまいました。
できるなら。
公式サイトを参考に、事前に観たいものを絞っておいた方がよさそうです。
模擬店
模擬店も数が多すぎて、迷う迷う(笑)。
模擬店すら、すべて見て回れませんでした。
どこが美味しいとかもよくわからないので、ここは自分の直感に任せます(笑)。
最初は可愛い看板のこちらの屋台。
サンドセット¥800(税込)。
チキンサンドとクリームソーダのセットで、単品で買うより¥200おトクでしたよ♪
クリームソーダは、飲んだことがない“ザクロ”を選択。
……クリームソーダ、ほかのお店でもよく見かけました。
学園祭の定番何でしょうか??
ビジュアルが可愛いですよね♪
お次はこちら。
「塩」と「レモン」に惹かれ、さっきチキンを食べたのを忘れてまたチキンを購入(笑)。
……学園祭の模擬店って、お祭りの屋台のようなイメージでしたけど。
なんですか、このおしゃれ感!
屋台のクオリティじゃないでしょっ。
足元まで密かにオシャレって(笑)。
レモンチキン3本セット¥600(税込)。
塩レモン味の焼き鳥3本とお野菜(プチトマト+ナス)の串が一本入り。
今回は購入しませんでしたが、レモンコッペに使われているパンのレモンの刻印(?)入りで可愛かったです。
もうメニューもすべてオシャレすぎっ!
お次はこちら。
ポテト好きな我が家には見過ごせない、ポテト専門のお店。
ポテト+ソフトドリングセット¥500(税込)。
食べたことのない丸いコを選択!
この丸のは、”ポムピン”というそうです。
フレーバーはたくさんの中から選べます。
ポムピンに合うフレーバーがわからないので、お姉さんにお任せで。
初ポムピン、ホクホクしてて美味しかったです。
あ、お味は”サワークリーム”。
お姉さんのオススメで間違いなかったです!
そのほか、色んな種類の食べ物が揃ってます。
ちょっとお写真撮り忘れたんですが。
先程のポテトやさんでポップコーン屋さん(お写真右下↑)で使える「だがし3個無料券」をもらったので、ポップコーンも購入しました。
こちらもフレーバ、選べます。
チョコ系(税込¥300)っていうものもありましたが、無難にコンソメ(税込¥200)で。
だがしがもらえるって、子どもは嬉しいですよねー。
どのお店も外観まで凝っていて感心するばかり。
“中身も大事。
でもやっぱり外見も同じくらい大事よね~”
と、再認識した藝祭の模擬店でした(笑)。
ステージ
模擬店の近くにはステージもありましたよ。
おとなしめの演奏のときはいいんですが、時にはバンド演奏も。
小さなお子さまはちょっとびっくりされるかもしれません。
うちの娘はまったく小さくないですが、
長女
って言ってました(笑)。
まー、全然ライブハウスほどではないですが(苦笑)。
お腹に響く感じがちょっとびっくりしちゃうかも。
小さいお子さまはお気をつけくださいー。
ではお腹もいっぱいになったので、美術学部を後にして音楽学部へ向かいます。
【藝大2018】東京藝術大学・音楽学部
「音楽学部」も盛況。
たくさんの人が来場してました。
神輿
お神輿、発見!
こちらもかっこいいですね♪
藝大生渾身の神輿は全部で4基あったよう。
校内には見つけられなかったので、どこか別のところに展示されていたのかもしれません。
模擬店
美術学部の方にも模擬店が。
美術学部のように店舗数はないものの、品数は豊富なよう。
なんだか先程よりはお値段が良心的に思えるのは気のせいでしょうか?
焼きそばのいい匂いがしていて、思わず買っちゃいそうになりました(笑)。
コンサート
音楽学部で行われているコンサートは抽選でした。
申込用紙に希望する公演と座席数を記入して、会場45分前に抽選申し込み受付に提出するシステムのよう。
聴きたいものがなければコンサートは特に必要ないかなーと。
……というのも。
模擬店見て回っていると、どこからともなく聴こえてくるんです。
どこからともなくアカペラが(笑)!
学生さんによるミニコンサート
声の主は、模擬店の店員さん。
店員さんっていっても藝大生ですから、さすがに上手です!!
こちらのテントからはお兄さんの美声が響き渡り、あっという間に人だかりができてました。
……この即興ミニコンサート(?)。
実は、美術学部の方でも行われていたんです。
藝祭では珍しい光景ではないようなので、行けばきっと何かしら聴くことができるはず。
模擬店を歩いて回っていると、いたるところで突如はじまりますよ(笑)。
学園祭の模擬店で本格的な歌声が聴けるなんて、まさに芸大の学園祭ならでは!
メインのイベントではないですけれど。
子連れでも気兼ねなく、音楽を聴くことができるのは嬉しいですね♪
……音楽学部の方にも展示あったかもしれませんが、ちょっと体力が持たず。
お兄さんの美声を聴きつつ、東京藝術大学を後にしました。
コモゴモ展コンサート
帰り道。
上野公園噴水広場で「コモゴモ展コンサート」に遭遇♪
「コモゴモ展」というのは。
”東京藝術大学出身の若手作家が主催するアートイベント”なんだそう。
アカペラだけじゃなく、思いがけず楽器演奏も楽しめるとはっ♪
……なんだか得した気分で、今度こそ上野を後にしたいまいでした!
↑単純(笑)。
まとめ:子連れもOK! ”藝祭”なら、子どもと一緒に気軽にアート鑑賞できますよ♪
はじめて行った藝祭。
予想外だったのは、思いの外小さなお子様連れの方をお見かけしたことでした。
ベビーカーで来場される方も多かったです。
小さい頃から楽しみつつ芸術に触れる機会があるって、本当に素敵なことです。
『うちももっと早くから子どもたちを連れてってあげてればよかったなー』
……なんて思ったくらい。
芸術界を担うであろう藝大生達が作り出す、最新アートを気軽に堪能できる「藝祭」。
噂通り、面白かったです!
行けばどこかで歌声が聴こえてくる。
そんな楽しい学園祭でした。
「藝祭」は、毎年9月上旬頃に開催されまよ♪。
お子さま連れでも気軽にお立ち寄りいただけますので、秋のおでかけにぜひどうぞ♪
\「藝祭2019」は、9/6(金)-8(日)の3日間!/